身寄りのない子猫達のお世話をし続けていく猫「コト」のお話。
日本に暮らすとある一家。
彼らの自宅には、身寄りのない子猫の母猫代わりとなり、お世話をし続けている1匹の猫がいます。
彼女は「コト」という名前で、これまで一家が子猫を保護すると必ずその子猫達に寄り添い、面倒を見てきました。
2匹の子猫
先日、そんなコトちゃんのもとに母猫と離れてしまった2匹の子猫がやって来ました。
2匹の子猫はとても元気で、家にやってくると大きな声で鳴きながら兄弟仲良く遊び始めたそうです。
すると、その声を聞いたコトがすかさず2匹のもとへやってきました。
コトはすぐには子猫に近寄ろうとせず、しばらくは元気に遊ぶ子猫達をじっと見守っていたそうです。
そしてその後、コトは子猫達の匂いをかぐと、そのまま抱き寄せ、彼らの体を掃除し始めます。
それ以来、コトはどんな時にも子猫たちから目を離しませんでした。
子猫達が危ない目に合わないよう、しっかり見張るのもコトの役目です。
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