熊本地震で『行方不明になった動物』たち…ネット上で飛び交う、悲痛な情報提供の声
2016/04/18
2016年4月14日夜に、九州地方で震度7の大地震が発生。
15日朝現在も余震が続いています。
まだ予断の許さない状態が続く中、多くのペットが突然の大きな揺れに驚き、飛び出してしまうなど行方不明に…。
ネット上では飼い主さんが、情報提供を呼び掛けています。
熊本県益城町です
地震直後からもうずっといません。
もし見かけたら保護してあげてください。そして連絡下さい、、
人懐っこいから大丈夫だと思います、、、お願いします大事な家族です😭 pic.twitter.com/64ve3xdKkM— 野原 りか (@n_2232) 2016年4月15日
熊本県上益城郡益城町で地震がおき一匹の犬が驚いてどこかに逃げてしまいました。
首輪には家の住所と電話番号が書いてあります。名前はさくらです!
もし、見かけたら連絡をして下さい!お願いします! pic.twitter.com/9GQy9MXMXc
— 野原大知 (@nohara0220) 2016年4月14日
【拡散希望】
昨日の地震で猫🐱が行方不明です
見たら教えて下さい
◎1枚目のクリーム色🐱ランラン
◎2枚目の黒と白🐱トム#熊本市東区戸島西4丁目 付近です2匹とも2階から飛び降りたので
怪我してるかも知れません😫 pic.twitter.com/TGnWlkkaqD— N.Kirara (@Naaaaakata_K) 2016年4月15日
また、施設や自治体などで保護され、飼い主さんを探しているケースもあるようです。
地震でどこからか逃げてきたのか、首輪と千切れたリード?のついた飼い犬らしき犬がアクアドームに逃げてきた。職員さんがいい人で現在保護中!熊本市南区あたりで黒い犬をお探しの方、アクアドームにいますよ。飼い主のところに帰れるといいね pic.twitter.com/TgmdmuOkYv
— MI (@isononeighbor) 2016年4月14日
余震などで急に崩れてくる壁や屋根があるため、飼い主さんも探すに探せない状態のようです。
大切な存在と離れ離れになった飼い主さんやペットの不安な気持ちを思うと、胸が締め付けられます。
ペットたちがいち早く、飼い主さんと再会できることを願います。
※迷子になっている動物たちは、一部見つかり始めているようです。
\お知らせです/
ゴールデンレトリバーのココちゃん
先程無事に近所の方に保護されているのを発見出来たみたいです!
少し怪我はしていたみたいですが元気です。RTしてくださった2万人の方々、本当にありがとうございました(>_<)! pic.twitter.com/BsKUG2NiPD
— ゆい☺︎ (@yuuuui_2GT) 2016年4月15日
災害時の避難は一緒に!
環境省では災害時の「人とペットの安全確保」や「同行避難」を推奨しています。
いざという時のために、ぜひ知っておいてください。
安全確保
自分の身の安全を第一とし、落ち着いて自分とペットの安全を確保する。
突然の災害で、ペットもパニックになり、いつもと違う行動をとることがあるので、ペットを落ち着かせるとともに、逸走やケガなどに気をつける。
同行避難
避難をする際には、飼い主はペットと一緒に避難する同行避難が原則となる。
発災時に外出しているなどペットと離れた場所にいた場合は、自分自身の被災状況、周囲の状況、自宅までの距離、避難指示等を考えて、飼い主自身によりペットを避難させることが可能かどうかの判断が必要となる。
ペットが行方不明になってしまった時は、ネットでの拡散だけでなく、自治体などへも届けると発見の可能性があがります。
行方不明になった時は
ペットとはぐれた場合には、ペットについての情報や避難時のペットの状況について、自治体の動物担当部署、警察等に届ける。 また、やむを得ずペットと一緒に避難できず、自宅等に置いてきた場合には、自治体の動物担当部署に相談する。
また、首輪には迷子札を付ける、ワクチンを接種しておくなど、普段からの心構えも備えておきましょう。