てんかん発作に苦しむ犬を支え続ける猫。抱きしめあう2匹の姿に胸が熱くなる。
病気や怪我をしてしまった時、一人で苦しむよりも誰かに側で支えてもらいたいというのは誰もが思う事だと思いますが、それは犬や猫を初めとする動物にとっても同じです。
今回紹介するのは、てんかん発作に苦しんできた犬がある日一匹の猫に出会い、その猫に支えられながら前向きに病気と闘うことで生きる希望を見出すというお話です。
懸命に病気と闘う犬と、小さな体で一生懸命彼を支える猫の姿を見れば、きっと心が動かされるはずです。
「トビー」
犬のトビーは5歳の時から頻繁に起こる発作に苦しんでいました。
そして、昨年1月に動物病院で検査を受けたところ、発作の原因はてんかんであることが判明します。
いつ起こるかわからない発作に怯えながら暮らしていたトビー。
激しい発作が起きても彼にはどうすることもできませんでした。
ただただ苦痛に耐えながら、発作が治まるのを待つしかなかったのです。
「ジンクス」
トビーがてんかんと診断されてから数日後、トビーのお家には新しい家族がやってきました。
その子の名前は「ジンクス」。まだ生後11か月の小さな体をした猫です。
ジンクスが家にやってきた日から、2匹はとても仲良しになりました。
ジンクスはトビーの発作に初めは驚いている様子でしたが、次第にその光景にも慣れ、苦しむトビーの側に寄り添うようになります。
数か月後・・・
それから数か月後、トビーが苦しむ姿をずっと見てきたジンクスはある行動をとるようになりました。
なんと、彼はトビーの発作が起きる予兆を感じ取ると、それを飼い主さんに知らせに行ったというのです。
飼い主さんが初めてその行動に気が付いたのはトビーが家の庭で発作を起こした時でした。
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