藪の中で一晩中鳴いていた子猫。保護して優しく抱きかかえると、その温かさに安心したようで…
ある日の夜、家の外から子猫の声が聞こえてきました。
その声は一晩中続き、止むことはありませんでした。
その声を聞いた夫婦は、子猫達の母親を待ちましたが、何時間経っても帰ってきませんでした。
そのうち冷たい雨が降り出したため、夫婦は子猫達を保護することにしたのです。
夫婦は鳴き声が聞こえる薮を掻き分けて、3匹の子猫を救い出しました。
子猫達は生後2~3週間ほどで、身体中がノミとダニに覆われていたそうです。
子猫達を保護した夫婦は、獣医さんの元へと急ぎました。
途中、夫婦に優しく抱きかかえられた子猫達は、その温かさに安心したようで、腕の中で幸せそうな姿を見せてくれたそうです。
すべてのダニが取り除かれ、身体がキレイになった子猫達は、暖かいタオルの中で眠りに落ちました。
夫婦は交代しながら、24時間体勢で子猫達の世話を続けました。
子猫達はお腹がいっぱいになると、膝の上で喉を鳴らしながら眠ったそうです。
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