引き取り手が見つからない老犬ばかりを引き取り、世話することに人生をかける男性。
2016/09/16
きっかけは、愛犬を亡くしたことでした。
アメリカ、コロラド州のデンバーに住むスティーブ・グレイグさんは、初めて飼った犬を亡くした悲しみから長い間立ち直れないでいました。
「2か月経っても悲しみは癒えず、何か気持ちを楽にできることはないかと考え始めました。」
グレイグさんは言います。
「もし、愛犬が生きていたら成しえなかったであろう、何か良いこと…」
と考えた結果、保護犬を家族として迎え入れることを思いつきました。
早速グレイグさんは地元のシェルターを訪ねました。
可愛い子犬や、元気な若い犬は、これから優しい人間と巡り合える可能性があります。
でも老犬にはなかなか引き取り手が見つかりません。
グレイグさんは、シェルターの中でも一番年老いた、12歳のチワワを家族として迎え入れることにしました。
心臓と膝の具合がよくない、よぼよぼの老犬です。
それをきっかけに、その後、1匹、また1匹と、グレイグさんは老犬を引き取り続けました。
今では10匹の老犬のパパとして忙しい日々を送っています。
犬たちの写真をインスタグラムで公開しており、フォロワーがなんと50万人を超えたというから驚きです。
グレイグさんの1日のスタートは、朝5時。
犬たちの朝食作りから始まります。
年老いた犬たちは、それぞれに健康上の問題を抱えており、みんな違うタイプのエサを食べるのです。
そして公園に散歩に出かけて、撫でて遊んで、獣医に行って…休む間がありません。
「僕がちょっと腰掛けると、すぐに3~4匹の犬がやってきてピタッと寄り添うんだ。」
グレイグさんはインスタグラムでそう語ります。
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