消えた我が子を探す母猫。2日後に保護施設で再会すると…
2週間前の雨の日のこと。
カナダのバンクーバーで、シャベルの後ろに身を寄せ合う子猫達が発見され、地元の保護施設『VOKRA』に運ばれました。
子猫達を受け取ったスタッフは、保護主さんの話を聞いて、雨を避けるために母猫が子猫達を運んだのだろうと考えました。
そして、母親がまだ近くにいるかもしれないと思い、すぐに保護現場に向かったのです。
幸いなことに母猫はシャベルの近くに帰ってきていました。
しかし、母猫はスタッフの気配に気づくと、すぐに逃げてしまったのです。
スタッフはシャベルの近くに罠を設置して、2日後に母猫を捕まえることに成功しました。
『アシャ』と名づけられた母猫は、施設で子猫達に再会すると、とても嬉しそうに毛づくろいを始めました。
そして、子猫達を温めながら眠ったのです。
アシャは人間を信用していないため、スタッフが近づくと慎重に様子をうかがいます。
しかし、オヤツや乾燥フードが大好きなようで、警戒しつつもスタッフの手から食べるそうです。
アシャはとても愛情深いお母さんで、いつも子猫達を最優先に行動します。
子猫達を常に清潔に保ち、食後にはお腹がいっぱいになっていることをしっかりと確認するそうです。
猫の家族にはスワヒリ語の名前がつけられました。
母猫のアシャは「生命」を意味します。
ベハティは「運」、カマラは「月光」、セフは「剣」という意味です。
セフが子猫の中で一番人間を恐れていたため、心の殻を破れるようにと、この名前をつけたそうです。
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