瀕死の子猫を保護した夫婦。助からないという診断にも諦めずに看病を続けた結果・・・
2015年の夏。熱波に見舞われたフランスで一匹の子猫が保護されました。
子猫を救出した夫婦によると、その子猫は外にあった金属製のゴミ箱の底で鳴いていたそうです。
幸運なことにその小さな鳴き声が夫婦の耳に届き、救出に繋がりました。
ゴミ箱が設置されていた道の周辺は高い壁で囲まれており、子猫が迷い込むような場所ではありません。
そのことから、子猫は身勝手な飼い主によって捨てられてしまったものと推測されました。
お世話が出来なかったとは言え、どうしてそんな残酷なことができるのでしょう。
瀕死状態だった子猫
奇跡的に救助された子猫でしたが、その時すでに体はボロボロで、いつ呼吸が止まってもおかしくないほど衰弱した状態だったといいます。
夫婦はすぐに子猫を動物病院へ連れていきましたが、そこでも子猫が助からないという診断が下るほどでした。
絶対に諦めない
中には、獣医さんのいう事を信じ、諦めてしまう人もいるかもしれません。
しかし、その夫婦は決して子猫の命を救う事を諦めませんでした。
夫婦は子猫を家に連れて帰ると、その後側を離れずにつきっきりで看病をしました。
彼らは寝る間も惜しまず、中々口を開けてくれない子猫に何とかミルクを与えようと試行錯誤を繰り返したようです。
奇跡
格闘すること24時間。これまで動かなかった子猫が夫婦の期待に応えるかのように口を開けました。
そして、子猫はそのままミルクを少しづつ飲み始めたといいます。
その後も夫婦は2時間おきに子猫にミルクを与え続けました。
獣医には助からないとまで言われた子猫でしたが、夫婦の愛によって次第に元気を取り戻していきます。
それからも日に日に元気を取り戻していった子猫は、10日後には目をぱっちりと開けました。
初めて見る世界に子猫はとても興奮した様子で、家中を探検しては見るもの全てに目を輝かせたといいます。
そして現在・・・
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