猫好きでも知らない？有名ではないけど可愛らしい世界の小型~大型ネコ科動物１２種

▼ コロコロ(パンパスネコ/パジェロ)
エクアドル、チリ、ペルー、アルゼンチンなどの高山地帯に分布。
習性は殆ど分かっていない。
げっ歯類や鳥類、トカゲや昆虫などを食べていると思われている。
環境破壊などにより個体数が減少している。

▼ ジャガランディ
中央アメリカと南アメリカに分布。
体長65cm、ほっそりとしておりイタチやカワウソと似ている。
ピューマの近縁種。
毛皮目的の狩りで個体数が減少している。

▼ ベンガルヤマネコ
体長60~83cm、生息地は中国、韓国、ロシア南部、日本など。
日本では亜種のイリオモテヤマネコが西表島、ツシヤヤマネコが対馬に分布。
イリオモテヤマネコは国の特別天然記念物。
生息地の破壊や交通事故、イノシシ用の罠に掛かるなどで減少しており、どちらも絶滅の恐れが最も高い絶滅危惧IA類に指定されている。
(写真はベンガルヤマネコ)

▼ スナドリネコ
スマトラ島・ジャワ島・バリ島、中国南部、インドなどに生息。
マングローブなどで暮らし、泳ぎが上手い。
カエルやザリガニ、魚などを食べる。
体長57~96cm。
人間の移住や自然の汚染などによって個体数が減っている。

▼ サーバル
アフリカのサハラ砂漠より南側に生息、体長67～100cm。
他のネコに比べ耳がかなり大きく、聴力が優れている。
後ろ脚の力で高さ2ｍ程度のジャンプが可能。
毛皮のために密漁され、個体数が減っている。

▼ ボルネオヤマネコ
体長50～67cm。
インドネシアやマレーシアのボルネオ島の標高900m周囲の森林や岩場などに生息。
小型動物や鳥を食べる。
森林伐採などにより生息数が減少している。

この中に「初めて見た」というネコ科の動物は居ましたか？
ネコ科の動物はこれ以外にも多くの種類が居ますが、殆どが絶滅に瀕しています。とても残念ですね･･･