高齢で妊娠した猫が殺処分されることに決まった。しかし一人の女性が猫とお腹の赤ちゃんの命を救った!
ある日、カリンさんという女性は殺処分率の高いアニマルシェルターに居た一匹の猫を引き取りました。
その猫の名はハーパー。
ハーパーは猫としては高齢な12歳で、更には妊娠をしていました。
そのためシェルターでは間もなくハーパーを安楽死をさせる予定だったといいます。
カリンさんは、ハーパーが高齢で妊娠したにもかかわらず、子猫の顔が見られないまま死んでしまうかもしれないという現実に心を痛めました。
そして、彼女はこう思います。
「ハーパーが安心して出産し、子育てができる場所へ連れて行ってあげよう。」
別の施設へ
そう考えたカリンさんは、シェルターからハーパーを引き取り、「Kitty Adventure Rescue League(キティ・アドベンチャー・レスキューリーグ)」という別の保護施設に連れていきました。
どんな事情を抱えた猫でも一生面倒を見るというモットーを掲げるこの施設では、高齢の猫や病気・障害を抱えた猫等、様々な猫が暮らしています。
そのため、カリンさんはその施設がハーパーにとって一番安心して子育てができる環境だと考えたのです。
施設にやって来たハーパーは、その後すぐに出産の準備を始めました。
出産というのはどの猫にとっても大変なことですが、ハーパーのような高齢の猫にとっては特に高いリスクが付きまといます。
それでもハーパーは母猫らしくどっしりと構え、その時が来るまでじっと待ちました。
ついにその時が…
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