道路に虐待され背骨を折られていた犬が…旅行中の女性との出会いが運命を変える

道路の真ん中に横たわった犬

オランダ人のキアラさんは、家族と一緒にギリシャのクレタ島を旅行で訪れていました。
家族を乗せた車で移動中に、道路の真ん中に茶色い物体を見つけ彼女は車を止めます。
それは犬でした、足が麻痺しており背中が腫れ背骨が折れているとすぐに分かるほどでした。

「車を止めたのは犬がよけてくれるのを待つためだったけど、彼は全く動こうとしなかった」

犬は近くの誰も使っていない納屋で孤独に暮らしていました。
背中の傷から感じるに事故ではなく誰かに傷をつけられたような跡でした。
キアラさんは、この犬をなんとかしてあげたいと考えます。

それからキアラさんは、旅行の滞在期間中毎日、犬の元へ食料や水を持ち納屋へ通いました。
そして、犬に名前をつけてあげます。
名前は「フォス」。ギリシャ語で輝きという意味です。
毎日、納屋へ行くとフォスは嬉しそうに尻尾を振ってキアラさんを迎えたそうです。
とてもうれしかったのでしょうね。
旅行も終わりが近づきキアラさんはフォスを何とかしてあげないといけないと思っていました。

キアラさんは現地の動物保護団体にフォスを連れて行きました。
そこでキアラさんはフォスの里親になる手続きをしました。

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