やせ細ったアライグマの子供を保護。再び野生に戻ることができたが、老猫と過ごした時間を忘れられず…
そうしているうちに、ウィンストンは少しずつ遠くの方まで出かけることが多くなり、最後には野生での暮しに戻ることができたのです。
老猫だったジジは、ウィンストンを送り出してから少しすると、老衰のためこの世を去りました。
しかしウィンストンは、ジジがいなくなった今でも、ジジに会うために月に1度くらいの頻度でヘンリーさんの家を訪れるそうです。
ヘンリーさんが窓の外を見ていると、ウィンストンと新しく家族に迎えた猫が寄り添っている姿を時々見かけるそうです。
その姿は、ウィンストンとジジがいっしょに遊んでいた頃の姿と重なるそうです。
きっとウィンストンはいつまでも、ジジと過ごした時間を忘れることはないことでしょう。
そして、これから先もジジとの思い出がたくさん詰まったこの場所へ、通い続けることでしょう。
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