【人間のエゴ】宮島の子鹿が命を失う理由が悲しい

国内外からたくさんの観光客が連日訪れる広島県・宮島。
そんな宮島で観光する際、そこに住む子鹿を守るために知っておいて欲しいお願いを、あおの*さんがTwitterに投稿し大きな反響を呼んでいます。

そのお願いというのがこちら。

外国のお客様もどうかお願いします。
たった今、半日もたってない小鹿が追いかけ回され、親とはぐれ、親が探し、ようやく巡り会ったのに、人の匂いがついてしまった為に、親が近寄らないのです。 pic.twitter.com/3RWuoL51Dw

— あおの (@3510118aokko) 2016年5月30日

【注意】宮島ではこの時期、小鹿が産まれてます。産まれたての小鹿はまだ親すら子供の匂いを覚えてません。お乳もすえません。ここで人間が鹿を触ってしまうと、親が子供を育てなくなり、せっかく産まれた命が死んでしまうのです。どうか、珍しいからと小鹿を追いかけたり触らないで下さい。

— あおの (@3510118aokko) 2016年5月30日

人の匂いが子育ての邪魔をするなんて知りませんでした(・・；)つい可愛いからと言ってむやみに触るのは、命を奪うことに繋がってしまうんですね。

このつぶやきは１万6000人にシェアされており、どんどん拡散されています。
またこのことを知った人たちからは、共感の声が寄せられています。

人間に飼われているペット以外の生き物は触らない。鉄則です。奈良にせよ宮島にせよ、鹿は野生動物だということを知らないのだろうから周知徹底が必要ですね。 https://t.co/7cNQr8x3nh
— Yasuhiro Ueno（上野康宏） (@yasuhiroUENO) 2016年5月30日

@3510118aokko すごく残念です(~_~;)人間の身勝手にうんざりします。

— yuko (@07grYu) 2016年5月30日

宮島の鹿って妊娠してる子は隔離されないんだね。奈良は母子だけのエリアで、子鹿が大きくなったら鹿園公開してるみたいだけど。募金やら行政やらに働きかけて奈良みたいなシステムにしたほうがいいんでないの？ただ野生の鹿なら無理なのかもなぁ。
— カニパン伍長@yokohama (@kousetsu7733) 2016年5月30日

可愛い子鹿を見られるのは嬉しいですが、近寄るのはぐっとこらえなければなりません。
人と動物が共存していくためには、多くの人がいろんなルールを知る必要がありますね。