『ホッキョクギツネ』として登録されている猫。その理由とは…
北極圏にあるスヴァールバル諸島に、1匹の猫が住んでいます。
スヴァールバル諸島は、冬の気温は-30度を下回り、夏の平均も5度くらいしかありません。
人口は3000人ほどで、主にノルウェー語とロシア語が使われているそうです。
毛がフカフカの『ケシャ』は、あるロシア人が連れてきた猫です。
実は、生態系のバランスを崩さないために、スヴァールバル諸島に猫を連れてくることは禁止されています。
そのためケシャは、書面上は”ホッキョクギツネ”として登録されているそうです。
ちなみに、寒さに強いケシャは、よく町中を散歩しているそうですが、特に問題になったことは無いそうです♪
ケシャは毎朝自宅を出ると、さっそく散歩を始めます。
そして、人間を観察するのが好きなケシャは、お気に入りの工場で楽しい時間を過ごし、自宅に帰るそうです。
とても愛情深いケシャは、島の人すべてに愛されています。
ある旅行者がケシャの写真を撮っていると、ケシャがカメラのレンズに頭をスリスリしてきたそうです。
その姿に旅行者は「この町で会った中で、一番親しみやすい住人でした」と笑いながら話したそうです。
とてもフレンドリーで人懐っこいケシャは、島の住民や旅行者の心を温めてくれる、大切は存在なのです。
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